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愛猫を乳がんから守るために~乳がんで苦しむ猫をゼロにする~

2020年4月23日

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知ることから始めよう。猫の乳がん

2019年10月、“乳がんで苦しむ猫をゼロにする” をコンセプトにJVCOG(一般社団法人日本獣医がん臨床研究グループ)の獣医さんたちが立ち上げた「キャットリボン運動」。

乳がんは乳腺に発生する悪性腫瘍です。
猫の乳がんは、猫の悪性腫瘍「がん」のトップでありながら、まだまだ知られていないことがたくさんあります。
病院へ行く機会が少ない傾向の猫ちゃんだからこそ、おうちで飼い主さんがチェックしてあげることが大切です。

大切な命を守るため、正しい知識を知ることから始めましょう。


Ⅰ. 基礎知識

基礎知識①

 

キャプチャ

 

基礎知識③

 

病気で亡くなる猫の約1/3が「がん」、またその中でも「乳がん」が一番多く、乳腺のしこりの約80%が「乳がん」であることが分かっています。

Ⅱ. 特徴

特徴①

 

特徴②

 

特徴③ 

 

特徴④

 

特徴⑤

 

特徴⑥

人や犬にも発生する乳がん。
でもその特徴は必ずしも同じというわけではありせん。

猫ちゃんの「乳がん」のリスクが高まるのは、10~12歳。
特にメスは若いうちから おうちでチェックする習慣をつけ、早期発見(腫瘍の大きさ2cm以内)できるように心がけましょう。

また、「乳がん」はホルモンバランスと関わりがあることが分かっています。
生後6か月以前に不妊手術をした場合は、「乳がん」の発生率は約91%低下します。
予防の意味では、2歳になる前の早めの時期に不妊手術を受けることが効果的とされています。 

Ⅲ. もしも乳がんが見つかったら

 もしも見つかったら①

 

もしも見つかったら②

 

もしも見つかったら③

「乳がん」が見つかった場合、その大きさが治療の幅や生存期間に大きく影響します。
腫瘍が2cmを超えると、生存期間が大幅に短くなることが分かっています。
これは3㎝を超えると多臓器転移率が上がるため。
(特にリンパ節への転移があるかどうかは、予後の判断基準になります)

ただし小さくても転移を引き起こすなど、致死性の高いものもあるのできちんと検査を受けることが大切です。

Ⅳ. 治療

治療①

 

治療②

治療は獣医師とよく話し、納得したうえで進めることが大切です。
ここでは代表的な治療例を2つご紹介します。

乳腺片側切除・両側切除は、乳腺の片側、もしくは両側をすべて切除する手術です。
猫の乳腺はリンパ管ですべて繋がっています。
そのため乳腺の片側、もしくは両側をすべて切除する手術が
再発防止のために有効だとわかっています。

手術後に高リスク群だと判定された場合は、化学療法を用いることがあります。
化学療法とは、薬を用いた治療のことで、「抗がん剤治療」ともいわれます。
※人間の抗がん剤治療のイメージ “吐き気が止まらない” “毛が抜ける”などの症状は猫ちゃんには当てはまりません

猫の「乳がん」についての動画もぜひご覧ください。

JVCOG(一般社団法人日本獣医がん臨床研究グループ)
代表理事:小林哲也 先生(獣医師)

PROFILE
●公益財団法人 日本小動物医療センター付属
日本小動物がんセンター・センター長
●米国獣医内科学専門医(腫瘍学)
●アジア獣医内科学専門医(小動物)
●日本獣医生命科学大学非常勤講師
●JFVSS(日本獣医学専門医奨学基金)・代表理事

後援団体
ねこ医学会(JSFM)
一般社団法人日本獣医がん学会
● 一般社団法人日本獣医麻酔外科学会

Ⅴ. 2cm以下で見つけるために飼い主さんができること

猫ちゃんとスキンシップをしながら、おうちでできる乳がんチェックの方法をご紹介します。
乳がんは2cm以下で発見できるかどうかが、生存期間を左右します。だからおうちでの早期発見がとても大切なのです。
目安は月に1回。愛情をたっぷり込めて、ムリなく楽しく続けましょう。

 

\おうちでやってみよう!/

「キャットリボン運動」推奨!
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詳細は、下記キャットリボンホームページへ

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*愛犬・愛猫についてご不安な点がありましたら、必ずかかりつけの獣医師までご相談ください。